部下女性隊員に無理やりキス、止めに入った男性隊員を殴打 ４０代の男性２等海曹を停職５カ月の懲戒処分

　海上自衛隊横須賀地方総監部（神奈川県横須賀市）は１５日、宴席で無理やり部下の女性隊員にキスしたほか、止めようとした男性隊員を殴打したとして、横須賀教育隊に所属する４０代の男性２等海曹を停職５カ月の懲戒処分にした。

　総監部によると、海曹は２０１７年９月２２日、飲食店で開かれた職場の宴会に参加。酒に酔っており、殴られた男性隊員は口の中を切った。同席していた別の隊員が上司に報告して発覚。「深く反省している」などと話し、２人に謝罪したという。

　処分まで６年半以上かかった理由について、総監部は「複数の関係者に聞き取り調査したため」とした。
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1778089

　地方隊とは海上自衛隊の後方支援などを役目とする部隊のことであり、横須賀の地方隊は主に横須賀基地に配属されています。

　今回はその地方隊での飲み会の席において40代の男性隊員が部下の女性隊員に無理やりキスをしたとのこと。そればかりか止めに入った男性隊員を殴るなどの暴行を加えたということです。

　日頃そのようなことが横行していたのか、お酒が入って気が大きくなってしまったのか分かりませんが、全く許される行為ではありません。加害者の男性隊員は停職5ヶ月の懲戒処分。

　懲戒処分の内容を簡単に順に示すと注意・厳重注意・減給・停職・解雇となっており今回は処分の中ではかなり重い内容となっています。

　処分に6年半以上かかったことについて総監部は「複数の関係者に聞き取り調査したため」と釈明していますが、それを聞いて納得出来る方はいないのではないでしょうか。五ノ井さんの自衛隊内でのセクハラ告発による影響が大きいのではないかと推察されます。