「死んだら香典いくら?」病気で入院控えた職員に…“パワハラ町長”の新音声 直撃に“激励だった”と釈明

職場の人間関係トラブルニュース

2023年11月21日
「死んだら香典いくら?」病気で入院控えた職員に…“パワハラ町長”の新音声 直撃に“激励だった”と釈明

愛知・東郷町の井俣憲治町長(57)が、複数の職員にパワハラやセクハラととれる言動を繰り返していた問題。入手した音声には、耳を疑う発言があった。

謝罪会見したばかり…町長がまたパワハラ発言か
「お前死んだら香典いくらぐらい?お前保険入っとるんか」

これは10月25日、井俣町長が手術を控えた町の職員に発した言葉だ。
井俣町長は、職員をバカ呼ばわりするなどハラスメント発言が問題視され、11月16日に謝罪会見をしたばかり。
ところが、さらなる問題発言が明らかになった。

以下、井俣町長と職員の会話抜粋

井俣憲治町長:
お前死んだら香典いくらぐらい?

病気で手術を控えた職員に対して、「香典いくら?」という耳を疑うような言葉を発した町長。不適切な発言はこれだけではない。保険金に関しても無神経な言葉を重ねた。

井俣憲治町長:
お前 保険入っとるんか

職員:
入ってます

井俣憲治町長:
それで、うちで臨時職員雇おうや。会計年度職員雇うやん。そのために(保険金)使ってもいい?

「手術をする職員のかわりに別の職員を雇う費用を、保険金で賄え」という衝撃の発言。

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井俣町長の言動に関する報道は深刻な問題を示唆しています。彼の発言は職場環境において不適切で、従業員に対する嫌がらせや侮辱に当たります。また、保険金の使い道に関する提案も、公的な資金を私的な欲望に利用するという不適切な行為と見なされる可能性があります。

井俣町長は謝罪会見で一度は責任を認め、謝罪していますが、新たな報道によればその後も不適切な発言が続いているようです。報道によれば、町議会は不信任案を提出し、可決されれば町長は議会を解散するか辞職することになるでしょう。

井俣町長自身は、彼の言動が激励の意味だったと釈明していますが、その言葉が従業員に対して激励と受け止めるにはかなりの無理があり、町のトップとしての信頼を損なっていることは否めません。

この問題は町の統治において深刻な影響を及ぼす可能性があります。市民や職員の信頼を回復するためには、井俣町長は真摯な態度で問題に取り組む必要があります。

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