【高知 須崎市】部下が上司にパワハラ!飲み会の支払いやその後の送迎を強要 50代消防司令補男性を停職12ヶ月

職場の人間関係トラブルニュース

 職場の飲み会の支払いなどを何度も上司に強要したとして、高知県須崎市など1市4町でつくる高幡消防組合消防本部は10日、津野山分署(津野町)の50代の消防司令補の男性を同日付で停職12カ月の懲戒処分とし、発表した。

 男性は、2022年1月から23年4月までの間、同分署の上司(消防司令補の50代男性)に「わかってるよな」などと言い、自分や他の職員の飲み代として8回分、計約24万円を負担させたという。

 他にも、職場のボウリング大会をめぐり、実際には発生していないキャンセル料名目で上司に金を支払わせたり、ほかの複数の職員に飲み会後の送迎を強要したりしたとされる。

 男性はこれらの行為を認め、上司らへの謝罪と返金を約束。男性は職場のリーダー役をこなす一方、年上の上司はおとなしい人だったという。

https://www.asahi.com/articles/ASS4B5454S4BPLPB00JM.html

パワハラが立場や年齢の関係から上司から部下に対して起きやすいものですが、まれに部下から上司に対するパワハラも存在します

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今回の加害男性、被害男性ともに50代であり(被害男性である上司が年上)ともに消防司令補という役職であったとされています。被害男性が組織上、上司であったようですが年齢や階級にさほど違いがなかったことと、上司男性は比較的おとなしい性格であったということからこのような状況が生まれたのではないでしょうか。

分かっている期間で約1年3ヶ月の間、50代の加害男性は職場の飲み会の支払いやその後送迎までも強要。飲み会の支払いは被害男性である上司が参加していない場合もあったそうです。

そのときの言葉は「飲み代をはろうちょいてくれ」

加害男性は職場のリーダー的な存在だったということで、職場内でも被害者である上司よりも加害男性に従う風潮があったのではないでしょうか。そのため、被害者である上司は要求を飲むことが当然のようになっていたのではないかと考えらます。

職場のパワーハラスメントの定義には「優越的な関係を背景とした言動」とあるため上司から部下、年上から年下、男性から女性などに対するハラスメントと考えられがちですが、職場環境によってはその逆もあり得ます。

例えば、従業員同士が結託して上司の指示を無視したり自分勝手に業務を進めたりする場合。このような場合、上司は会社からの指示を伝えたり円滑に業務を進めることが出来なくなってしまいます。経験豊富なパートが多く存在する職場に本社から配属された若い店長といった場合に起こりがちな状況です。

上司としては多数の部下から無視や反論されては困りますが、強い態度で抑え込もうとして多くの退職者が出てしまっては職場の業務が維持出来なくなってしまいます。これには最近の人手不足も関係しています。

ちなみに停職12ヶ月は結構重い懲戒処分と考えられますが、その間はもちろん無給であり公務員であるためアルバイトなども出来ないようです。飲み会などの支払いをケチったために加害男性は大きな損失を受けることとなったようです。

もし公務員が停職12ヶ月の懲戒処分を食らったらその間その人はどう... - 教えて!しごとの先生|Yahoo!しごとカタログ
もし公務員が停職12ヶ月の懲戒処分を食らったらその間その人はどうしてるんですか? 干されるの? 総務省の職員が痴漢で懲戒処分です。 1年間、失業? ↓車内痴

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