【千葉】県立病院男性医師(36)、女性看護師に「いつも見てるよ。男は何人いるの」セクハラ発言などで停職6ヶ月 男性医師は自ら辞職

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千葉県は9日、県立病院でセクハラ行為を繰り返していたとして、男性医師(36)に停職6カ月の停職処分を下した。男性医師は同日付で辞職した。

男性医師は昨年6月から7月にかけ、職場の廊下などで同じ診療チームの女性看護師らに対し「きょうもかわいいね。いつも見ているよ。男は何人いるの」などと不快な言葉をかけたり、尻を触ったりした。

声をかけられた女性看護師の1人は8月に恐怖心から退職を余儀なくされた。

県病院局によると、医師は平成26年度から県立病院で勤務していた。この間に直属の上司から口頭で注意を受けながらも、別の複数の看護師に同様のセクハラ行為を重ねた。

医師は病院局の聞き取り調査に「スキンシップくらいの気持ちだった。女性からは何も言われず、嫌悪感を持たれているとは思わなかった」と答えたという。

https://www.sankei.com/article/20240209-PS4IM34XE5JHNKMOQ57JQ3QRSU/

「せっかく医者にもなって、なんて事を・・・」と多くの人は思うでしょう。県病院の医師であればある程度の安定した高収入を得ていることでしょうし、セクハラなどせず女性関係にも困らないのではと考えるのは当然のことです。

それが職場でのセクハラによって停職の懲戒処分を受け、本人の意思かその他の意向か分かりませんが辞職の道を選ぶこととなりました。

自衛隊内でのセクハラ事件などもあり昨今ではセクハラ問題は度々ニュースになっています。この医師がセクハラ行為を繰り返していたのは昨年の夏ごろということで、世の中でセクハラは大きな問題となっていることを知らなかったという訳ではないでしょう。

それでもこういったセクハラ行為に及ぶのはまず自分の行っている行為がセクハラだという認識がないことが理由だと考えられます。本人の釈明にもあるようにセクハラする側は「スキンシップのつもり」「相手が嫌だと言わないから」といった言葉はこういったニュースでは多く見られます。

医師と看護師は会社で言うところの上司と部下にあたり、上司がすることに部下は強く拒絶を示すことが難しいものです。また上司は部下に対して指示する立場にあるため、上司は部下に対しては自分がしたいようにして良い、部下は上司の言うことを聞いて当然といった考えがあり、それがセクハラ・パワハラ行為に発展してしまうことが多いようです。

ドラマ『不適切にもほどがある!』でも言われていましたが、もし誰かに自分の娘が同じことをされたらどう思うのか?といった考えは必要なことだと思われます。

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