愛知県東郷町の井俣憲治町長(57)、職員に対し「最上級のあんぽんたん野郎」など暴言、39人がハラスメントを「受けた」または「見た」と回答

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 職員は、昨年の幹部会で井俣町長から「最上級のあんぽんたん野郎」などと言われたことを証言。他の職員も町長から暴言を受けていると聞き、この問題が発覚するきっかけとなった職員アンケートを実施した経緯を説明した。また、町長の暴言を裏付ける会議中に録音された音声も公開された。

 アンケートは職員230人に対して行われ、回答した72人のうち半数以上の39人がハラスメントを「受けた」、または「見た」と回答した。結果は町議全員に送られ、町長もハラスメント発言を認めたことから、町長に対する不信任決議案提出や、特別委員会設置につながった。

https://article.auone.jp/detail/1/2/2/379_2_r_20240116_1705354692120111

今どきの人は「あんぽんたん」ってなんて意味?とおもうかもしれませんが簡単に言えば「バカ」と同義と思ってもらって結構だと思います。「最上級のバカ野郎」と言いたかったんですね。漢字で書くと「安本丹」らしいです。

さて、この愛知県東郷町の井俣憲治町長については以前、職員に対するパワハラセクハラについても取り上げました。

セクハラ、パワハラなどかなり傍若無人に振る舞っていたようで、職員からは登庁しないで欲しいといった要望が出され、井俣憲治町長は一般の本会議や委員会には出席しないこととなっています。

また、本人から3ヶ月間、給与の30%減額を提示しいましたが、議会ではこれを認めず100%の減額もしくは辞任を求められています

今回、井俣憲治町長に対し数多くのセクハラパワハラの報告が職員から寄せられ、第三者委員会を設置。アンケートの結果、回答者72人のうちセクハラパワハラがあったことを認めた職員は39人いたとのことです。この数字から井俣憲治町長はハラスメントを特定の誰かに対して行っていたのではなく、周囲の誰に対してもすべからく行っていたと考えられます

東郷町選で2018年に当選、2020年に再選された井俣憲治町長ですが、ハラスメントが公になったのは2020年の再選以降であり再度就任となった町長として自分が認められたといった奢りがあったのではないかと考えます。

このような組織のトップによるハラスメントで職員や従業員が被害を被っている場合、それを解決するには多くの被害者の声が必要になります。被害を受けながら黙って耐えていてはハラスメントは永遠になくなりません。周りの誰かや公的機関の相談窓口に相談することで問題を浮き彫りにすることが出来、そこからハラスメント解決の道が開かれます。

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