市民病院の病院長がパワハラで停職1か月 暴言や人格を否定するような発言も 「指導の一環で認識ない」

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重県の志摩市民病院の江角悠太病院長が、パワーハラスメントを行ったとして、停職1か月の懲戒処分を受けました。

志摩市によりますと、江角病院長は2019年、当時の事務長に対して「あほか、お前は」「ばかなのかお前は大丈夫か」などの暴言を放ったほか、人格を否定するような発言でパワーハラスメントを行ったということです。

去年5月に元事務長が市に相談して調査が行われ、江角病院長は市の聞き取りに「指導の一環でハラスメントの認識はなかった」と話したということです。

志摩市の橋爪政吉市長は「志摩市民病院の管理職によるハラスメント行為により、市民の皆様の信頼を損ねたことを深くお詫び申し上げます」などとコメントしています。

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この報道からは、江角病院長が2019年に事務長に対して行ったとされる暴言や人格を否定するような発言が、パワーハラスメントとして明らかになりました。特に、相手を罵倒するような言葉や否定的な発言は、その被害者に対して大きな精神的な影響を与える可能性があります。

報道によれば、元事務長が去年5月に市に相談し、その後の調査により、江角病院長は指導の一環としてハラスメントを認識していなかったと話していたとのことです。この点からは、ハラスメント行為について当事者の認識に差異があった可能性が考えられます。

市の橋爪政吉市長が市民に向けて深いお詫びのコメントを述べていることは、この問題が市の信頼に影響を与えたことを認識している様子です。医療機関においては、患者や職員に対する信頼が非常に重要であり、管理職の行動がそれに影響を与えることは避けるべきです。

このようなケースは、組織内での適切なコミュニケーションとリーダーシップが不可欠であることを再確認させられます。パワーハラスメントの防止と対応は、徹底的かつ公正な調査と、必要ならば適切な処分を含む厳格な対応が求められます。

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