ペットボトルの飲み物に洗剤、腕時計盗んで捨てるなど自衛隊1等海尉が部下に嫌がらせ 停職3か月の懲戒処分

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職場の人間関係トラブルニュース

懲戒処分を受けたのは、横須賀市にある海上自衛隊海上システム開発隊に所属する30代の1等海尉です。
海上自衛隊横須賀地方総監部によりますと、1等海尉は3年前の12月ごろからおととし3月にかけて、同じ部隊の後輩に対し、具体的なアドバイスをしないまま文書の修正を繰り返させたり、腕時計を盗んで海に投げ捨てたりしたということです。
ほかにも2度にわたって後輩の飲み物が入ったペットボトルに洗濯用洗剤を混ぜたということです。

一等海尉は「業務処理に関し繰り返し指導したが改善されないことに悪感情を募らせ、困らせるためにやった」と話しているということです。

海上自衛隊1等海尉 後輩へのパワハラで停職3か月の懲戒処分|NHK 神奈川県のニュース
【NHK】海上自衛隊は、神奈川県横須賀市の部隊に所属する30代の自衛官が後輩の飲み物に洗剤を混ぜるなどパワハラ行為を繰り返したとして停職3か月の懲戒…

 この報道は部下に任せた仕事が満足できるものではなく何度も改導したが改善されないため、腹が立ち嫌がらせを行ったというものです。私も店長として部下の仕事の出来が不十分であった場合にはやはり気分の良いものではありません。しかも再三にわたり同じことを注意指導していると心が折れそうになりこともあります。

 しかし、だからといって嫌がらせやイジメのような事をしていても何も解決はしません。もし部下が担当している業務に見合う能力がないのであれば、必要なスキルを習得出来る環境を用意することや、その部下に適切な業務を与えるなど考えなくてはなりません。そもそも上司は部下より能力が上であるから上司なのであって、部下が自分と同じレベルで仕事が出来るとおもうことはナンセンスです。

 職場には様々な人がいてそれぞれ違った能力や技量の人々がいます。その中には仕事が出来る人と出来ない人がいて当然なのです。では出来ない人はいなくなって出来る人だけで職場に人員を構成出来るかと言えば現実的には無理な話しです。

 現在は以前のように従業員を簡単に解雇出来ない状況ですが、出来ない人を辞めさせたとして新しく入ってきた人が満足出来る人になるかは分かりません。仕事は優秀でも性格に難があり、周りと協調出来ない人かもしれません。上司や管理者はそれらを考慮した上で能力の不十分な人の業務は能力の高い人や上司によるある程度のサポートをしていき、それらの人には金銭面などで評価するといった環境作りが重要です。

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