20代の教育実習生に繰り返し性行為を要求「好意があり、仲良くなりたかった」岐阜31歳女性教師

職場の人間関係トラブルニュース

2023年11月26日

 今年6月の教育実習期間中、女性教師は有志の教師4人と実習生3人の計8人で、県内の飲食店で懇親会を開催した。女性教師は右隣に座っていた実習生に「手相を見てあげるわ」と言って接触。さらに右腕を実習生の右脚まで伸ばし、太ももに手をついて体を寄せ、もたれかかった。テーブルの上のドリンクを取ろうとした女性教師の二の腕が、実習生の胸に当たることもあった。

 実習生はその席で突然、女性教師から性行為をしようと求められた。店を出てからも自宅の方向が一緒だったため、2人きりになった帰り道でも執拗に誘ってきたが、断り続けた。

女性教師は県教委の聞き取り調査に「教育実習生に好意があり、仲良くなりたかった。不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」と、話しているという。

20代の教育実習生に繰り返し性行為を要求…岐阜31歳女性教師が繰り返した執拗なセクハラ|日刊ゲンダイDIGITAL
セクハラ女性教師は教育実習生を指導する立場を悪用し、酒席で体にベタベタ触れ、何度も性行為を求める発言をしていた。...

この記事の注意点はセクハラ行為をした女性教師が実習生よりも年上であり指導者の立場であったことから実習生の立場が弱い点にあります

実習生は女性教師からの性的行為の誘いに対し断りの姿勢を示していたようですが、相手より弱い立場にあることから明確な拒絶が出来なかったのではないでしょうか

このような状況では目上の者や上司は相手はハッキリとした意思表示が出来ないことを拒絶している訳ではないと捉えてセクハラやパワハラ行為が続いてしまうことが多いようです

自分が相手より弱い立場だとしてもハッキリと意志を主張することがまず第一ですが、組織の中ではそれこそが最も難しいと言えます

解決するためには分かり会える同僚やその他の上司、もしくは公的機関の相談所などで自分の置かれている現状を的確に伝えることを考えましょう

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