部下へのセクハラ行為を繰り返したとして、長崎県南の警察署勤務の40代男性警部補が本部長注意処分を受けていたことが7日、分かった。処分は11月17日付。
県警監察課によると、警部補は5~7月、同じ署の20代女性警察官に対し、複数回にわたって、公用車内で太ももに触れたり、スマートフォンで容姿や服装を褒めるメッセージを送信したりした。
7月下旬に、別の職員を通して情報提供があり発覚。警部補は「親しい間柄のコミュニケーションのつもりだった」と話し、反省しているという。
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上司である40代男性警部補から何度もセクハラを受けたとされる20代女性警察官。公用車などで同行する際は常に不安がつきまとっていたことでしょう。職場では相手が上司である場合、強くは拒否出来ない状況が多く、それにつけ込んでセクハラ行為を続けるといった状況は少なくないようです。
強くハッキリと拒否の意志表示すれば相手も何度もセクハラをしてこないだろうにと思う方もいるかもしれませんが、セクハラで多く被害を受けているのは男性より力も弱い女性であり、上下関係も重なれば今後の自分の置かれる状況を悪い方へ考えることもあるでしょう。
自分の意志を主張することは容易いことではないと誰もが想像出来ることと思います。
今回の場合、女性警察官は別の職員に相談することで、セクハラが知られることになり監察課による調査の結果、40代男性警部補は本部長注意の処分となったようです。
本部長注意とは簡単に言えば「今後このようなことが無いように気をつけるように」と注意したということです。今回の女性警察官が安心して勤務出来る状況に改善されたのか気になるところではあります。
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