飲食店従業員(25)死亡 横浜市中区に住む経営者の木村芳稀容疑者(28)「態度が悪かったから殴った」傷害の疑いで逮捕

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職場の人間関係トラブルニュース

22日午前3時半ごろ、横浜市港南区上大岡西の駐車場に止められた車の中で近くの飲食店で働く板倉竜樹さん(25)が意識がない状態で見つかり、病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察が事件に巻き込まれたとみて捜査を進め板倉さんが勤める飲食店の28歳の経営者から事情を聴いたところ、顔など殴ってけがをさせたことを認めたことなどから22日夕方、傷害の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは横浜市中区に住む木村芳稀容疑者(28)で調べに対し、容疑を認め「態度が悪かったのでぶん殴った」と供述しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20231222/1050020524.html

パワハラの定義とは

①優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
②業務の適正な範囲を超えて行われること
③身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること

https://www.mhlw.go.jp/content/11909500/000366276.pdf

今回の事件では

①経営者が従業員に対して②態度が悪かったから殴る③身体的にけがを負わせる

パワハラの定義に当てはまる訳ですが、相手を死なせるほどの怪我をさせるとはパワハラの域を超えています。それぞれの体格など分かりませんが、相手が経営者ということで亡くなった板倉竜樹さんは一方的に殴られていたのでしょう。死因は、内臓損傷による出血性ショックだったとのことです。

おそらくは上下関係の厳しい職場だったのかと推測します。今回は従業員が死亡後発見され警察の捜査により発覚しましたが、このような暴行は初めてではなかったのではないでしょうか。立場の下の者が上司や経営者から何をされても他者に相談や告発で出来ないような組織であり、その境遇から抜け出そうにも抜け出せない状況だったのでしょう。

腹が立ったとしても死なせるまで殴らなくても良いでしょう。被害者の方は死ぬ前になんとか助けを呼んだり抵抗したり出来なかったのでしょうか。こんな些細な原因で亡くなるなど残念でなりません。

まだ若くして亡くなられた被害者の方に心からご冥福申し上げます。

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