【滋賀県】県病院事業庁 20代の女性職員の脇腹や背中を触りセクハラ発言の50代男性職員を停職３カ月の懲戒処分

　県によると、男性職員は２０２２年１１月ごろから２３年４月にかけて、県立病院の事務室などで、女性職員の脇腹や背中を触ったり、「かわいい顔してるのにな」などと発言したりした。スリーサイズに関する発言もしたという。

　女性職員が同僚に相談して発覚した。男性職員は聴取に対し「自分なりのスキンシップだと思っていた」などと釈明したが、県は、身体的接触４回、発言４回を不適切な行為と認定した。男性職員は女性に大きな精神的苦痛を与えたことを反省しているという。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1180899

スキンシップをwikipediaで調べてみると

スキンシップ（skin ship）は、互いの身体や肌の一部を触れ合わせることにより親密感や帰属感を高め、一体感を共有しあう行為を指す言葉である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97

　確かに親子や恋人同士などお互いに好意を持つ相手であれば肌を触れ合うスキンシップは幸せをより高めるものになるでしょう。しかしただ同じ職場で働いているもの同士、しかも自分より30歳ほども年上の男性から意味なく触られたり容姿について言われたりするのは嫌悪感しか生まれないと思います。

　もし男性に性的な意味はない行為だとしても、それを喜ばしく受け入れる女性は絶対にいないと思っていた方が間違いありません。また、日頃自分の指示を聞いて仕事をしている部下は多少自分のしたい行為や発言をしても許されるだろうと勘違いしてしまっている男性上司も存在します。問題はそれらがセクハラ、つまりは相手が嫌がる行為であると理解出来ていない事です。

　50代男性上司が木村拓哉さんや福山雅治さんとかならどうか分かりませんけれども。

　そして、セクハラする男性は「嫌なら断るだろう」と考えていて、女性が強く拒否しない場合にはセクハラ行為をやめようとしません。もちろん女性がその場でハッキリとした態度で拒否すれば良いのではと意見もあるでしょうが、相手は男性で力も強く立場も上であればなかなか断固たる態度には出れないものです。そういったことも男性には理解出来ないためセクハラは止まらないのだと考えます。